この記事は、2024年11月に更新しました。
定期的にアップデート(バージョンアップ)されるガーミン魚探。
ガーミン魚探が発売された当初、ネット検索してもアップデートの方法が見つからず、販売店に問い合わせをして、アップデート用のデータを販売店のクラウドからダウンロードしていました。
ガーミン魚探が発売された当初は、アップデート方法が分からない人が多くいましたね。
ガーミン魚探のアップデート(バージョンアップ)のやり方を知りたい!
初めてでもバージョンアップできるのかな?
そんな悩み・不安を解決できる記事にしました。
また、アップデートをする度に販売店に連絡するのも手間がかかります。
魚探をエコーマップウルトラに買い替えをした際に、パソコンを使ってのアップデート方法(アクセス先を含む)をセンターフィールドの中原さんに教えて頂きました。
この教えて頂きましたアップデート方法なら、誰もができます。
アップデート(バージョンアップ)する方法は主に3通り。
- パソコンを使う。
- Active Captain(アプリ)を使う。
- 購入店にお願いをする。
自分はパソコンを使いアップデートをしています。この記事はパソコンを使ってのアップデート方法になります。
自分の使用機種は、
- ECHOMAP ULTRA122sv
- Panoptix LiveScope
また、アップデートする前に必ず『バックアップ』をとっておきましょう。
アップデートする前に
定期的にアップデートが行われるガーミン魚探。
しかし、アップデートファイルが更新され、直ぐにアップデートをした場合、不具合(バグ)が発生することがあります。
これは、スマホのアプリでも同様のことが起こるのと同じで、アップデートファイルを公開する前には、様々なテストを繰り返しているのでしょうが、不具合(バグ)が出てしまうこともあるので、アップデートは更新ファイルが公開されてから数週間待ち、その後に不具合(バグ)の報告が上がっていないか?確認をしてから行いましょう。
高価な魚探を常に「最新バージョン」で使いたい!という気持ちは分かりますが、暫くは様子を見ましょう。
用意するもの
- 魚探本体
- ライブスコープ(ブラックボックス)
- 電源ケーブル
- microSDカード(MSD)
- パソコン
ガーミンが推奨しているmicroSDカードの容量は、4GB以上32GB以下です。
魚探にmicroSDカードが入っていますが、アップデート用に別途1枚用意した方が良いでしょう。
microSDカードをフォーマットする
買ってきたmicroSDカードをフォーマットしましょう。
ポイントは、FAT32でフォーマットすること。
フォーマットとは、ディスクの内容を消去し、OSがファイルを読み書きできるように基本情報を書き込むことです。
アップデートファイルをダウンロードする
ガーミンのホームページにアクセスする。
『MARINE』タブにカーソルをあわせメニューを表示させる。
『Marine Software Updates』をクリックする。
アップデートページを下の方へスクロールする。
『Download Updates Manually』をクリックすると、プルダウンメニューが表示されます。
「GPSMAP Series」 「echoMAP Series」に分かれているので、使っている魚探のSeriesを確認しましょう。
『I agree to the above terms and want to proceed to the download page.』(同意)をクリック。
『Download』をクリック。
ダウンロードのページにて各シリーズの最新バージョンを確認できます。
魚探本体のバージョンは「22.10」になります。
ライブスコープのバージョンも確認できます。
ライブスコープのバージョンは、「2.61」
各モデルシリーズアップデートが1つのソフトウェアで更新されるよ。
ソフトウェアとは、ダウンロードする(した)ファイルと考えればOK
自分の使っている魚探のシリーズのバージョンを確認しよう
これが、1つのソフトウェアで更新されるよ。
- エコーマップウルトラは「22.10」へバージョンアップする
- エコーマッププラスは「13.40」へバージョンアップする
ダウンロードファイルを解凍(展開)する
パソコンにダウンロードした「ZIPファイル」を解凍(展開)し、「microSDカード」に保存していきます。
『ZIPファイル』を右クリック
『すべて展開』を選択
すべて展開時に「警告メッセージ」が出た場合は「はい」または「実行する」をクリックする。
使っているパソコンのOSにより異なることがあります。
『展開』をクリック
展開が終了すると下記の「ファイルフォルダ」が作成されます。
『展開されたファイルフォルダ』をクリック
この『Garmin』フォルダを「microSDカード」に保存(コピー)する。
microSDカードを開き『Garmin』フォルダがあれば完成です。
魚探本体アップデート(バージョンアップ)する
ここまでくれば、もう少しで完了ですが、ここが1番大切なところ。
アップデート中は絶対に電源を切らない。
- アップデートしたい「魚探」「ライブスコープのブラックボックス」を接続する。
この2つは「イーサネットケーブル」で接続。(ライブスコープの振動子は接続する必要なし。) - 魚探に入っている「microSDカード」を抜き取る。
- 「魚探本体」の電源を入れる。「ライブスコープのブラックボックス」は、バッテリーに接続する。
- 魚探本体が起動し、少し待ってから「microSDカード」(アップデート用)を入れる。
『ソフトウェア更新』をタップ
『はい』をタップ。
アップデートが開始されます。
上段:アップデート対象(魚探本体、ライブスコープ)
下段:アップデート中(魚探本体)
魚探本体のアップデートが完了すると、自動的に再起動されます。
再起動されるまで時間がかかることがあります。
アップデート中は絶対に電源を切らない。
今度は、ライブスコープのアップデートが開始されます。
更新完了のメッセージが表示されたら、『OK』をタップ。
再度、自動的に再起動します。
自動的に再起動されます。
アップデート中は絶対に電源を切らない。
『承認』をタップ。
これで、アップデートは完了です。
まとめ
ガーミン魚探のアップデート特徴をまとめると。
- ダウンロードした「ZIPファイル」を解凍(展開)し、「microSDカード」に保存(コピー)
- 各モデルシリーズアップデートが1つのソフトウェアで更新される。
そして、1番大切なのは。
アップデート中は絶対に電源を切らない。
魚探のアップデート完了後にライブスコープのアップデートが開始されるまでの時間が長く感じました。つい「電源ボタン」を触りたくなってしまいますが我慢です。
アップデート(バージョンアップ)のメリットには
- 新機能の追加
- 不具合の修正
- 安定性の向上等
があります。
せっかく高額な魚探を購入したのですから、アップデート(バージョンアップ)を行い快適に魚探を使いたいですね。
今までアップデート中にエラー等はありませんが、自己責任でお願いいたします。