この記事は、2026年4月3日に更新しました。
どうも、(@ビーグル)です。
「ミドストをやってみたいけど、なかなかうまくできない」という方は多いのではないでしょうか。
筆者自身、ミドストは長らく苦手な釣りのひとつでした。その理由は、中層という"基準のない"レンジをコントロールすることが難しいからです。
トップウォーターなら水面で視認できますし、ボトムの釣りなら底を感じることができます。しかし中層は「確認する手段」がないため、イメージしにくいのです。
- 「本当に自分のイメージ通りにミドストできているのか?」
- 「水面下2mのレンジをキープできているのか?4mは?」
こうした**「基準」と「確認」ができないこと**が、ミドストへの不安につながるのではないかと考えています。
この記事では、筆者がレンタルボートを使って実践したミドストのレンジコントロール練習方法をご紹介します。
用意する物

マーカー2個
自分で練習したいレンジにマーカーをうつことに使います。
ミドストのセッティング

ミドスト練習時の基本セッティング
まず、練習中は「基本セット」を固定することをおすすめします。セッティングを統一することで、感覚のズレが生じにくくなります。
- ロッド:ミドスト専用ロッド
- リール:○○○○ ライン
- フロロカーボン〇LB
- ジグヘッド:ヴェスパ1.3~1.8g
- ワーム:スーパーリビングフィッシュ3インチ
基本セットで感覚をつかんだら、ジグヘッドやワームを変えて各水深で練習を繰り返しましょう。重さやワームが異なると感覚も変わるため、それぞれのセットで「自分のスピード感覚」を身につけることが大切です。さまざまなセットに対応できるようになると、ミドストの幅が大きく広がります。
練習場所の選び方|なぜシャローフラットがベストか

レンジコントロールの習得には、シャローフラットでのボトスト(ボトムスト)練習が最も効果的です。ボトムを「基準点」として使うことで、レンジのコントロール感覚を段階的に身につけることができます。
シャローフラットをすすめる理由

水深が深くなるほど、ラインは水圧(水の抵抗)を大きく受けます。その結果、ジグヘッドが意図せず浮き上がりやすくなり、「自分が何をやっているのか分からない」状態に陥りがちです。まずは浅い場所で感覚を養うことが上達の近道です。
また、地形変化のある場所ではジグヘッドが起伏に当たって感覚が掴みにくくなるため、フラットな地形での練習が適しています。

ボトストから始める理由

ボトムを「基準」にすることで、自分のリグが今どこを泳いでいるかを常に確認しながら練習できます。
また、カウントダウンによってルアーの沈下スピードを把握することも重要なポイントです。使用しているライン・ルアー・ジグヘッドの組み合わせで沈下スピードを数値化しておくと、ミドスト以外の釣りにも幅広く応用できます。沈下スピードの把握ができた時点で、ミドスト習得の半分は終わったも同然です。
レンジコントロールの具体的な練習方法

- 魚探でフラット(地形変化のない場所)を確認し、水深1mの地点にマーカーを2個セット(間隔は約20m)
- マーカー間にキャストし、ボトムへの着底を確認(カウントダウン推奨)
- ラインスラッグを巻き取りながらボトスト開始
- ハンドル10回転ごとにボトムを確認し、ボトムぎりぎりをキープできているかチェック

水深1mでボトストが安定してできるようになったら、水深3m→5mと段階的に練習を進めましょう。


レンジキープの判断基準
正しくキープできている場合
アクション中にボトムを感じることがなく、アクションを止めるとすぐに着底します。
ハンドルの回転が速すぎる場合
リグの泳層がどんどん浮き上がっています。アクションを止めてもラインが水中に引き込まれるまでに時間がかかる場合は、ラインスラッグの回収スピードを少し遅くしましょう。
ハンドルの回転が遅すぎる場合
ジグヘッドがボトムに当たり、根掛かりや違和感を感じます。この場合はラインスラッグの回収スピードを少し速くしましょう。
まとめ|ミドストをマスターして釣りの幅を広げよう

| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 基本セットの固定 | セッティングを統一して感覚を養う |
| 練習場所 | シャローフラット |
| 補助ツール | マーカー2個 |
| 練習方法 | ボトムを基準にしたボトスト(ミドスト) |
| 目標 | 自分に最適なスピード感覚を身につける |
筆者自身、この練習方法でミドストの感覚を習得しました。昨年ライブスコープを導入してルアーの動きを映像で確認したところ、自分のイメージ通りのレンジでミドストができていたことを確認できました。
ミドストができると、釣れるバスの数が変わる
ミドストを習得すると、これまでアプローチできなかった中層のバスを攻略できるようになります。
バスは必ずしもボトムやサーフェスにいるわけではありません。特にプレッシャーの高いフィールドや、季節の変わり目・水温の変化があるタイミングでは、中層をサスペンドしているバスが多くなります。そんなシチュエーションでミドストを投入できるかどうかが、釣果に大きな差をもたらします。
「なんとなく釣れない日」が、ミドストひとつで**「釣れる日」に変わる**——そんな経験をされる方も少なくありません。
釣りの幅が広がる=楽しさが増える
トップウォーター・ボトムの釣り・ミドスト。この3つのレンジを自在に使いこなせるようになると、フィールドの状況に合わせた引き出しが格段に増えます。
- バスの活性が低い朝まずめ → ミドストでじっくり誘う
- 夏の水温上昇期、バスが中層に浮いている → ミドストで直撃
- ボトムの釣りに反応がない → レンジを上げてミドストに切り替え
このように、「今日はどのレンジを攻めるか」という選択肢が増えることが、釣りをより奥深く、そして楽しくしてくれます。1匹釣れる喜びだけでなく、自分の戦略が的中したときの達成感もミドストならではの醍醐味です。
まずは「1回、ちゃんと練習する」ことから
ミドストは「なんとなくやる」釣りではなく、練習すればするほど再現性が上がる釣りです。この記事で紹介した練習方法を一度試してみてください。シャローフラットでボトストの感覚をつかむだけで、見える景色が変わるはずです。
ミドストを武器に、ぜひ1匹でも多くのバスを釣り上げてください。釣りはもっと楽しくなります!