どうも、(@ビーグル)です。
皆さんは水の色は何色ですか?と問われた時、ほとんどの方が「無色透明」と答えるでしょう。そして、海の水や湖の水の色は「青色」と答え子供でも、海の絵を描くときは、「青色」を使います。同じ”水”なのにどうして違う色に見えるのでしょうか?不思議ですよね。
海や湖などの水が青い理由について、あなたは知っていますか? 普段当たり前のように見ている水の色ですが、実はその理由は複雑で興味深いものなのです。本記事では、光の三原色や水の光の吸収、散乱について詳しく解説していきます。水の色という身近な現象について、科学的な視点から深く掘り下げてみました。
この記事で分かること
- なぜ湖や海の水は青い色をしているか
- 光の三原色とは
- 光の吸収と散乱とは
なぜ湖や海の水は青いのか?
結論
湖や海の水が青く見えるのは、太陽光の波長によって青色が反射・散乱されるためです。
理由や根拠
太陽光は、紫外線、可視光線、赤外線の3つの波長帯で構成されています。海水中で、波長の短い紫外線は水中深くまで到達しますが、可視光線の中でも波長の長い赤色は浅い水深で散乱され、水中に吸収されてしまいます。そのため、深い水深で見ると海水は青みを帯びて見えます。この青色は、波長が短く散乱しやすい青色の光が、水分子によって反射・散乱されているためです。
実例
例えば、太陽の光が直接照らす浅瀬や海底の白い砂浜の近くは、光が反射して水が透明に見えます。しかし、深い水深では、青い光が散乱されているため、青色が強く見えます。
結論(まとめ)
湖や海の水が青いのは、波長の短い青色の光が反射・散乱されているためです。深い水深ほど、青色が強く見える傾向があります。
光の三原色とは?
光の三原色は、レッド・グリーン・ブルー、色の頭文字をとって【RGB】
色の三原色は、シアン・マゼンタ・イエロー、色の頭文字をとって【CMY】
結論
光の三原色とは、RGB(Red, Green, Blue)の3色であり、これらを混ぜ合わせることで、人間が見ることができるあらゆる色を作り出すことができる。
理由や根拠
人間が見ることができる色は、目に入ってくる光の波長によって決まります。光の三原色であるRGB(Red, Green, Blue)赤、緑、青は、それぞれの波長が異なります。例えば、赤は波長が長く、緑は中くらいの波長、青は波長が短いため、これらを混ぜ合わせることで、様々な波長の光を再現することができます。
実例
例えば、RGB(Red, Green, Blue)と呼ばれる色の表現方法では、赤、緑、青の三原色を組み合わせることで、あらゆる色を作り出すことができます。また、テレビやコンピューターの画面なども、RGBの三原色を使って色を表現しています。
結論(まとめ)
光の三原色である赤、緑、青は、人間が見ることができるあらゆる色を作り出すことができる重要な色です。
光が水に入るときの変化
結論
光が水に入るときには、水の屈折率によって光の進路が変わり、反射や散乱が起こります。これらの変化によって、私たちは水の色や透明度を感じ取ることができます。
理由や根拠
光が水に入るときの変化は、物理学の光の屈折や反射、散乱などの原理によって説明されます。具体的には、水と空気の境界面に光が当たると、水の屈折率によって光の進路が変わります。また、一部の光は水面で反射し、私たちの目に届くことになります。さらに、水中にある微小な粒子や物質によって光が散乱するため、水の色が変化することもあります。
また、水の透明度や色は、その水域に存在する物質や微生物、水温や気象条件などの影響を受けます。たとえば、プランクトンや藻類などの微生物が増殖すると、水の色が緑色に変化することがあります。
実例
光が水に入るときの変化は、日常生活でよく見かける現象です。たとえば、海や川、プールなどの水面で、太陽光が反射したり、散乱したりすることで、美しい色のグラデーションが現れます。
水中に光が入射すると、水中の物質によって光が吸収されたり、散乱されたりします。波長の短い青色の光は水中でより強く散乱されるため、遠くにいくほど水は青く見えます。
水中で光が散乱されるため、光の波長が短くなります。この現象により、赤色の光は水中で吸収されやすく、遠くの方向にはあまり届かなくなります。そのため、水中に潜ると、赤色の光が届かなくなり、物体の色が変化することがあります。
以上のように、光の吸収と散乱により、水の色が変わることがわかりました。水の色は地域や季節、天候、水質などによっても異なります。
結論(まとめ)
- 水は透明ではなく、地域や季節、天候、水質によって色が変わる
- 光の吸収と散乱により、水の色が変わる
- 波長が短い青色の光は水中で強く散乱され、水は遠くにいくほど青く見える
- 赤色の光は水中で吸収されやすく、水中に潜ると物体の色が変化する
水の色は光の吸収と散乱によるもの
水の色は、光が水に入射するときに、一部が水中に吸収され、残りの光が散乱されることによって決まります。この吸収と散乱の度合いは、波長に依存するため、光の色に影響を与えます。波長の短い青色光は、水中で比較的強く散乱されるため、水中でも見えやすく、水の色を青く見せます。一方、波長の長い赤色光は、水中で吸収されやすく、散乱されにくいため、水面下ではあまり見えません。
また、水の色は、その水域に含まれる物質によっても影響を受けます。例えば、プランクトンや植物プランクトンなどの微生物が繁殖している場合、それらが水中に浮遊しているため、光の散乱や吸収を増加させ、水の色を緑色や茶色っぽく見せます。
結論(まとめ)
水の色は光の吸収と散乱によって決まることが分かりました。波長が短い青色光は散乱されやすく、水中で比較的強く見えるため、水の色を青く見せます。また、水中に含まれる物質や透明度の度合いによっても、水の色に影響を与えます。
まとめ
この記事では、湖や海の水が青い理由について解説してきました。
まず、水が青く見えるのは、光の三原色のうち青色光が水によって反射・散乱され、私たちの目に届くためです。具体的には、太陽光が水面に当たると、水中に入った光のうち赤や黄色の波長の光は吸収され、青色光が散乱・反射されることによって青く見えるのです。
以下、この記事で特に重要な部分を箇条書きでまとめます。
重要ポイント
- 水が青く見えるのは、光の三原色のうち青色光が水によって反射・散乱され、私たちの目に届くため。
- 太陽光が水面に当たると、水中に入った光のうち赤や黄色の波長の光は吸収され、青色光が散乱・反射されることによって青く見える。
波長の長い「赤」は、水中で吸収される。
赤色のルアーの効果について次回記事にて