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アフター~アフター回復移行期は、緩急でバスを誘う

どうも、(@ビーグル)です。

バスフィッシングの季節が進行し、アフター回復時期がやってきます。

気候や状況の変化により、バスの行動も変わり、私たちもそれに対応する必要があります。そこで、今回の記事では、アフター~アフター回復期におけるバスを釣る1つの正解である戦略とテクニックを探っていきます。

この記事で分かること

  1. アフター回復期におすすめのルアー。
  2. 晴天時に効果的なルアー。
  3. どのようにルアーローテーションを行えば効果的か?
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アフターのバスを釣る上でどこを狙うのか?

アフターのバスを釣るために狙うべきポイントはいくつかあります。

特に5月はオスバスが卵や稚魚を守るために特定のエリアにロックしている傾向があります。

一方、メスバスはスポーニングエリア付近のシェード、カバー、インレットなどに身を寄せやすい傾向があります。

アフターのバスフィッシングで釣果をあげるには、まずこのエリア付近を狙い釣りすることが重要です。

この情報を踏まえ、アフターフィッシングの釣果をアップさせましょう。

アフターの特徴

アフターのフィッシングにおいて、季節の進行とともにバスのポジションや釣り方に変化が現れます。

最初はスポーニングエリアのフラットに留まっていたバスが、次第に岬や水通しの良い場所、風の影響を受けやすいエリアへと移動し、フィーディングに入っていきます。

リザーバーではバックウォーターもその一例です。

管理人

ポイント

バスが回復していくにつれ、流れや風の影響を受けやすい場所にポジションを変えていきます。

例えば、

フラットエリアで釣れた場合

季節の進行具合がスロー(遅れている)であると考え、それに合わせて釣り方を選択します。

流れのある場所にバスいる場合

バックウォーターに行くと、流れのある場所にバスが多く集まっています。

また、川ではアウトサイドの流れが当たる場所や橋脚の周辺にもバスがいます。

このように、流れに対して好みや影響を受ける場所で魚が釣れたり、観察できた場合は、バスが回復傾向にあることを示しています。

こうした場合は、季節感に合わせて釣り方を微調整する必要があります。

アフターのフィッシングでは、一般的にスローで軽いアプローチが有効ですが、回復傾向のバスを釣る場合には、スピードやルアーのボリューム、重さに対応できるアプローチが効果的です。

したがって、この時期は、バスの状況に応じて異なるポイントを狙う必要があります。

スローなアプローチは基本的なキーポイントですが、バスが回復傾向にある場合には、スピードやボリューム、重さを取り入れた釣り方を試すことも重要です。

アフターのフィッシングにおいては、季節感やバスの回復具合によって狙うべき場所や釣り方が異なることを理解し、それに合わせて戦略を立てましょう。

アフターバスとアフター回復バスの共通点

アフターフィッシング時には、アフターのバスとアフター回復バスの両方が共通して水温の低下に非常に敏感です。このため、釣り方や使用するルアーも変化してきます。

気温や水温の低下した日のアフター攻略

例えば、5月のような時期では、気温の急激な低下や連日の雨によって水温が下がると、バスの活動範囲が低くなります。そのため、ルアーをゆっくりと沈めていく釣り方が必要になります。水温が低下するとバスは活動が鈍り、ボトムや深いエリアでエサを探す傾向があります。

このような状況下では、ルアーをゆっくりと沈めてく釣り方が有効です。

暖かい日のアフター攻略

暖かい日のアフターフィッシング

バスが浮いてきて活性化する傾向があります。この時、バスの目線が上に向くため、ゆっくりと誘えるルアーが有効です。

特に湿度の高い蒸し蒸しとしたローライトの場合には、表層や水面直下をゆっくりと誘うことができるルアーが効果的です。

ヒラクランクギルなどの様な移動距離を抑えることができるルアーが選択肢の一つとなります。

晴天無風ののアフターフィッシング

一方、晴天で風のない状況では、スローな誘いが必要になります。

シェードの中でバスの目線で誘うためには、比重の軽めのストレートワームが定番です。また、ロングワームも人気があります。

ロングワームは長い形状を持ちながらも水を押す力が弱く、バスが捕食しやすい特徴があります。5月から7月のアーリーサマーシーズンにおいては、ロングワーム一つの選択肢となります。

移動距離の少ないリグに対応した細身のストレートワームは、シェードやカバー、インレットといった場所でのスローな展開に適しています。

水面直下に浮かんでいるバスに対しては、ワームを沈めることで見切られる可能性があるため、逆に虫を使用する方法もあります。

バスにルアー(虫)を見つけさせるアプローチをすることで、バスをだますことができます。虫は浮かべておくことでバスの進行方向に置いておき、見つけさせて食わせるイメージです。この時期にマッチしたベイトを意識したルアーとして、虫の使用が有効です。

暖かい日のアフターフィッシングでは、以下のポイントに注意しましょう。

ポイント

  1. ゆっくりと誘っていく
  2. 小さくて弱いシルエットのルアー
  3. 移動距離の短いルアー
  4. バスの目線の上で誘えるタイプのルアー
  5. ただし、シルエットに関しては、アフターフィッシングではわざと小さく落とすことで、バスがルアーを口に使いやすくなる傾向があります。

アフター回復期・ローライト時のアフター回復狙い

アフター回復期やローライト時のアフターフィッシングでは、季節の進行とともにバスの捕食行動も変化してきます。特に6月頃になると、ムシムシとした梅雨入りの時期を迎えますが、この時期にはスピードやボリュームに対応できるバスが増えてきます。

そこでおすすめなのが、羽物ルアーを使った釣りです。羽物ルアーは、ゆっくりと巻くだけでなく、シェイクしながらゆっくり巻くことも効果的です。このアクションでバスにアピールすることができます。また、速さ(スピード)で食わせるバズベイトも有効な選択肢です。

コンパクトサイズや水しぶきが抑えめのバスベイトを選ぶことで、小さなベイトやエビを捕食しているバスに効果的です。

この時期には、羽物やバズベイトのような表層系のルアーが活躍します。5月後半から6月に入ってローライトの日がある場合には、表層系の展開がおすすめです。バスは表層での捕食を好む傾向があります。

アフターフィッシングでは、ルアーのスピードやアクション、サイズ、カラーの選択に加えて、釣りのタイミングやエリアの選択も重要です。ローライト時や特定のエリアでの釣りを心掛けることで、効果的なアフターフィッシングが可能となります。

このように、アフター回復期やローライト時にはスピードやボリュームに対応できるルアーや表層系の展開が有効です。

釣り人自身も状況に応じて柔軟に対応し、バスの捕食行動に合わせたアプローチをすることが重要です。

アフター回復期・晴れた日・晴天時の回復系はカバー攻略

アフター回復期の中でも晴れた日や晴天時は、カバーやシェードを攻めることが重要となります。このような条件下では、バックスライドができるワームが有効な1つの選択肢となります。たとえば、ドライブスティックのようなワームはバックスライドができ、カバーに対して正確に投入することができます。さらに、ノーシンカーで誘うことでバスの目線上を軽やかに誘うことが可能です。

また、6月になるとバスがベイトフィッシュを追いかけてボイルする機会も増えてきます。そのため、バズベイトやタイトなアクションで速さを出すルアーも効果的です。これらのルアーをタックルボックスに少なくとも1つ用意しておくと良いでしょう。

アフターフィッシングでは、状況に応じた柔軟な対応が求められます。晴れた日や晴天時にはカバー攻略が重要ですが、同じ条件でも水温や水質、エリアの特徴によってバスの行動は異なることも覚えておきましょう。

経験を積みながら、バスの反応や好むルアーについて学んでいくことが大切です。

別途の条件・状況として

6月の気候は暖かい日だけでなく、雨や冷え込みもあります。このような条件では、バスの目線が下がり、レンジも低くなり、活性も低下することがあります。そのため、カバーに対するアプローチはよりタイトなものになります。バスは小さな変化にも敏感であり、その場所でのリアクションを引き出す釣りが有効です。

こうした状況では、ハードルアーが活躍することが多く、特にスピナーベイトは障害物に当てることでリアクションを誘発できます。

また、プリスポーンのバス攻略にも有効なクランクベイトもおすすめです。タイトなアクションでボトムに接触するタイプのクランクベイトは効果的です。これらのルアーを障害物に当てて使用する釣りが効果的です。

また、レンジが低くなり、ボトムでの反応がない場合は、中層を攻略するためにジャークベイトも有効です。プリスポーン時に使用するルアーも同様にこのアフター回復期にも活躍することがあります。適切なルアーを選択するためには、状況に応じた適材適所の判断が必要です。

6月の気候は変動が激しいため、バスの活性や行動も異なることに留意しながら、様々なルアーを駆使してカバーや障害物に対してタイトに攻めることが重要です。

状況に応じて的確なルアー選択を行い、バスの反応を引き出す釣りを心掛けましょう。

タイプ別にルアーを変える

アフター回復期や気候の変動によって、バスの状況や状態は異なります。そのため、ルアーの選択も重要です。使うルアーをコンパクトに絞るのではなく、複数のルアーを携えてローテーションさせることで、状況に合わせた釣りを展開することが求められます。バスの状況や季節感を把握しながら、ルアーを使い分けることがポイントです。

異なるタイプのルアーをフィールドに持って行くことで、様々な状況に対応できます。ルアーローテーションを行いながら、バスの反応を見極めることが重要です。場所に応じて適したルアーを選択するため、釣り人は組み立てやルアーローテーションを上手に行う必要があります。

この時期は、バスのスピードやレンジも異なるため、単一のルアーでは対応しきれないことがあります。複数のルアーを使い分けることで、緩急をつけながらバスの状況や状態に対応できます。常にフィールドの状況を把握し、バスが好むアクションやサイズ、カラーなどを変化させてみましょう。

この時期は釣果を上げるために、ルアーセレクトとローテーションの重要性が高まります。様々な状況に適したルアーを持ち、臨機応変に切り替えながら釣りを楽しみましょう。釣り人の経験と感覚も大切な要素ですので、積極的にフィールドでの実践を通じて磨いていきましょう。

まとめ

以下は、今までの内容で特に重要な部分を箇条書きにまとめたものです。

ポイント

  1. アフター回復期には、ゆっくり巻く羽物ルアーやバズベイトが効果的。
  2. 晴れた日や晴天時にはカバーやシェードを攻めるために、バックスライド可能なワームやノーシンカーリグが有効。
  3. 気候や状況によってバスの活性やレンジが変動するため、ハードルアーやスピナーベイト、クランクバイト、ジャークベイトなどの複数のルアーを携えてルアーローテーションすることが重要。
  4. バスの状態を見ながらレンジやスピードを調整し、ルアーの選択を変えることで効果的にバスを誘うことができる。
  5. アフターのバスと回復期のバスでは、狙うべき場所やエリアも異なるため、注意深く観察して適切な場所を選択する必要がある。
  6. フィールド全体の季節感を把握し、バスの状態に合わせて戦略を立てることが重要。
  7. バスの反応を観察し、状況に応じた釣り方やルアーの使い分けを行うことで、釣果を向上させることができる。

これらのポイントを頭に入れながら、釣りのプランニングやアプローチを行うことで、より効果的な釣りが可能となります。

この時期は、アグレッシブなバスも狙える期間であり、釣り人はバスの状態に合わせて戦略を立てることができます。ルアーの種類も多岐に渡り、幅広い選択肢があります。さらに、バスのバイトを見ることができる表層系の釣りもこの季節の醍醐味です。

もしバスが表層に出てこない場合は、レンジを少し下げて攻めてみましょう。逆に、早いルアーに反応がない場合は、スピードを遅くすることで反応を引き出すことができます。ボリュームのあるルアーを使用している場合は、シルエットを小さく落とすことでバスがより口にしやすくなります。

その場その場でバスの状態を観察しながら、適切なアクションやルアーを選択しましょう。ルアーローテーションも重要な要素です。

さらに、狙うべき場所もアフターのバスと回復期のバスでは異なるため、どちらを選択して釣りを行うか、どちらで反応があるかを注意深く観察することが重要です。これによって、フィールド全体の季節感を把握することができます。

  • この記事を書いた人

ビーグル

初めまして、「ビーグル」と申します。

生まれも育ちも東京。


東京在住のサラリーマンアングラーです。


主に、津久井湖、相模湖バスフィッシングをしています。


「釣り」や「日常」の記事を発信して行きます。


どうぞ宜しくお願い致します!

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